最後の宮殿 ~Palazzo Brancaccio~


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投稿者: vivi.roma 投稿日時: 2007, 8月 10 - 23:15イタリア | 見る・遊ぶ・楽しむ・くつろぐ

ローマ市内は、概ねいつも交通が激しく、人通りや人の仕種もどこか雑然としています。
ミラノでもなく、フィレンツェでもなく、好き好んでローマに住んでいる私は、
そういうところもまた気に入っているのですが、
時にリラックスしたくなったとき、通う場所がいくつかあります。
緑豊かなボルゲーゼ公園、
ポポロ広場(ここは、“静か”というよりは和やかに人が集える雰囲気が気に入っています)、
スペイン広場上のパーム・コート・ガーデン(Hotel Hassler 内)・・・ect
そして先日、思いがけず素敵な場所に出会いました。

“Palazzo Brancaccio(ブランカッチョ宮殿)”。1880年に建設されたローマで最後の貴族の館です。
中央駅テルミニ駅とコロッセオの中間に位置し、高い塀に囲まれているのですが、
その夜ここで、イラン大使館主催によるイラン民謡のコンサートが開かれるとの案内を頂き、
出かけてみました。

高い高い塀に囲まれたその入り口には、例によって何の表示もなく、
門をくぐりゆるやかな坂道を歩いてゆくと、
突如、目の前に大きな庭園が開けました。
手入れの行き届いた緑、点在するパーティー用テーブルと
オレンジ色のランプが南国の高級ホテルを思わせ、
中央にしつらえられたテントの下が、その夜のコンサート会場でした。

驚いたことに、静かなのです。とても。
わずかの距離に常に人で賑わうテルミニ駅やコロッセオがあるとは思えない程
聞こえてくるのは音楽と噴水の水の音だけ、
独特の弦・管楽器から奏でられる切ない音楽と歌声が、ここを別世界に思わせました。

ここでコンサートが行われましたここでコンサートが行われました

演奏を堪能し、中休みには、建物の中にも足を伸ばしてみました。
そして、ここでもまたびっくり。
入り口にも廊下にもどの広間にも豪華絢爛な装飾が施され、
なんと形容したら良いのか、建物そのものがまるで巨大な宝石箱なのです。
どうしてもここが“人が住んでいた空間“とは結びつかず、
身の置き場に困りキョロキョロしていると、
広間のひとつから、往年のアメリカン・ジャズが聞こえてきました。
見ると、観光帰りらしきアメリカ人の熟年グループの方たちが和やかにダンスパーティーを。
とても微笑ましい光景でした。

こちらの宮殿は、結婚パーティーを中心に、
特別なティー・パーティーや夕食・昼食会などにも利用することができるそうです。
その際は、サロンの貸切費用を含めて要予約とのこと、
使用料を聞くのが怖くなり、ここで話を切り上げました↓

ちなみにこちらには、国立東洋博物館という美術館も併設されていて、
イスラム、ガンダーラ、チベット、極東と、様々な東洋文化にも触れることができます。

歩くほどに様々な表情を見せてくれるローマ、
次回は何に出会うのか、楽しみにしています。

 イベント企画会社『No silence』ホームページよりPalazzo Brancaccio 華麗な広間: イベント企画会社『No silence』ホームページより

Palazzo Brancaccio
Viale del Monte Oppio, 7 - Largo Brancaccio, 82/a
Roma
Tel : 06. 4873177

Museo Nazionale d’Arte Orientale
Via Merulana 248
Roma
Tel : 06 4874415

kazu.kura さんの顔写真

素敵な場所

私も驚きました。今度、一緒に行かないでしょうか。^_^

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