シンガポール大学の授業料は激安

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10月7日より10月14日までシンガポール、マレーシアに出張しておりました。そこでの視察内容をいくつかに分けてブログ投稿したいと思います。(できれは同時にメルマガ投稿します)

有名なラッフルズホテル: SMUのすぐ近く有名なラッフルズホテル: SMUのすぐ近くまず、当サイトのテーマである投資とは直接関係関係ありませんが、シンガポールの大学を視察結果を簡単に報告したいと思います。シンガポールには主要な大学が3つあり(3つしかない)それらを視察してきました。シンガポール経営大学(SMU)、シンガポール国立大学(NUS)、ナンヤン工科大学(NIU)です。

なぜシンガポールの大学かというと、まず私の個人的な教育問題があり、自分の子供の進路先としてシンガポールの大学を検討し始めたという経緯があります。

また、何度かブログでも取り上げているように、グローバルな人材あるいはアジア的人材を育成するには、シンガポールの大学が適しているのではと考えるからです。

つまり、中国人、イスラム教徒、欧米人、他のアジア人など多民族の生徒で構成されており、英語、中国語の同時学習機会とともに、欧米一辺倒でないバランスのとれた見方が身につくと考えるからです。

また、シンガポールは人材立国、教育立国を目指しており、どの大学も世界中から各分野の著名な教授をヘッドハンドしており高等教育としての水準も極めて高いと言えるからです。

最後に最大の利点ですが、欧米の大学進学に比べて授業料、生活費が圧倒的に安いということです。これは前述したとおり、人材立国、教育立国の理念に照らし世界中から優秀な学生を採用するため、国が留学生に対しても授業料のサブシディー(補助金)を給付するため授業料が驚くほど安くなるのです。(シンガポール国立大学のパート参照)
生活費はマレーシアなどに比べると安くはありませんが、住居費を除けばさほど高くはなく、また学内の寮などは割安になっています。

良いことばかりを書きましたが、大きな問題があります。
それは、高校まで日本の通常教育をしてきた場合、どのシンガポールの大学にも入学することは困難だということです。
当然ですが、シンガポールの大学は授業はすべて英語で行われます。したがって入試条件として英語の試験(具体的にはSATと呼ばれるアメリカの大学進学適性試験)の最低水準が定められています。これが1850~1900と相当な高さで、欧米の一流大学とあまり変わりません。またIB Diploma(国際バカロレア・ディプロマ)という後期中等教育課程(高校卒業過程)を取得しておく必要があります。

つまり日本や海外のインターナショナルスクールの高校を卒業したり、海外(欧米中心)の現地高校を卒業しておく必要があります。マレーシアで高校まで割安にバイリンガル教育をするアイデアは以前簡単に触れました。その後シンガポールの大学に進学すれば、世界で最もコストパフォーマンスの高いグローバル高等教育のゴールデンリレーが完成します。

前置きが長くなりましたが、視察した3つの大学を簡単に紹介します。(視察順です)

■シンガポール経営大学(SMU)
この大学は街のど真ん中にあります。オーチャードロード沿いにあり、有名なラッフルズホテルからも徒歩10分程度です。その割にはキャンパス(ビル)が3-4に分かれておりかなりのスペースがあります。立派なガーデンもあります。入学担当者からは「SATは1900を目指してください」と言われました。かなりの難易度のようです。
シンガポール経営大学シンガポール経営大学


シンガポール経営大学シンガポール経営大学

■ナンヤン工科大学(NTU)
ここはシンガポールの西側の広大な敷地にあります。学内に複数のバスルートがあり学内の移動はすべてバスです。徒歩は不可能です。入学担当部署まで行き着けませんでした。
ナンヤン工科大学 案内図ナンヤン工科大学 案内図

ナンヤン工科大学ナンヤン工科大学

■シンガポール国立大学(NUS)
ここはシンガポールの南部にあります。ここも広大な敷地で移動はバスです。この大学は毎月2回「キャンパスツアー」という入学志願者向けの見学ツアーを設けています。事前にHP上から申込みます。私の行った日がたまたまその日にあたっていましたのでラッキーでした。2時間半くらいかけて複数のキャンパス、寮、図書館などをバスで回ります。参加者は、私と、韓国人の親子、インドネシアかベトナムと思われる夫婦の3組でした。
ガイドの1人が3年生のベトナム人の女の子でした。彼女が詳しい情報を提供してくれました。例えば

・授業料は国が70%補助してくれるので、実質年間SD5,000しか払っていない。(つまり35万円程度)
・ただし卒業後3年間はシンガポール国内で働かなければならない。(つまり補助金を労働力で返せということ。他の大学も同様の補助金制度があると思います・・??)
・寮費は月額3万円くらいで結構安い。
・でも3年生のときに「自由を求め」外部のアパートへ出てしまった
・留学生として多いのは、中国人、マレーシア人、韓国人。ベトナムからも毎年30人くらい入っている。
・日本人の学部入学制はほどんどいない。交換留学生として何人か勉強している程度。

などなど。

シンガポール国立大学シンガポール国立大学

シンガポール国立大学: これでも寮ですシンガポール国立大学: これでも寮です

シンガポールの大学入試を検討している方は今のところほとんどいないと思いますので、どうでもいい話かもしれませんが、今後この道を目指す方にとって参考になれば幸いです。またそういう方が増えていって欲しいと思います。そろそろ教育もガラパゴスを脱して欲しいと思います。

★よりシンガポールの大学に詳しい方、実際にご師弟を入学させた経験をお持ちの方等、もしいらっしゃれば是非情報提供をお願いします。個人的にとても興味があります!

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