パーマネントトラベラー
単に旅行が好きで、レジャー目的で永遠に海外旅行をしているイメージですが、そうとも限りません。実はもともとはヨーロッパの富裕層の合法的な税金対策の一手段なのです。 簡単に言うと、年間に複数国に滞在しどの国の居住者にもならないことにより、どの国にも納税義務が生じないことになります。 実際は、①国籍を持つ国、②ビジネスをする国、③居宅を持つ国、④資産運用をする国、⑤余暇を過ごす国、をうまく組み合わせて最も効果的な、タックスプランニング、およびライフプランニングをするようです。(「5フラッグ理論」と呼ぶ) 一般的な日本人中産階級の場合は、そこまで厳密に節税を追求するのは非現実と思われますが、それでも十分現実的なスキームは考えられます。
例えば、41歳のサラリーマンが香港の金融機関で10万ドル資金をファンドで運用し、運よく年10%の利回りで61歳の退職の翌年に運用を終了したとします。ちなみ海外には年率15%程度で運用されているファンドがごろごろあるので、決して大げさな数字ではありません。 10万ドルが約67万ドルになっているので57万ドル(約6,000万円)が課税対象となり、その時に日本の居住者であれば、20%(1200万円程度)が納税額となります。(為替レートは一定と仮定)
ちょっと前ならこんな話をしても、節税のために1年でも日本の非居住者になるなんて非現実的と思われたはずです。今はどうでしょうか?1年と言わず数年でも、節税とレジャーを兼ねてマレーシアあたりでのんびりするなんて、ごく当たり前のライフスタイルといえるでしょう。むしろ理想的なハッピーリタイア・プランではないでしょうか? この他にも色々な「PT節税」が考えられますので、節税すべき所得の発生する予定のある方は、是非検討してみてください。それから上記の記述はあくまで原則を書いたものに過ぎませんので、具体的な案件は税理士などの専門家に相談されることをお勧めします。(弊社でもこの分野に強い税理士をご紹介することは可能です。) |
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